2012年3月28日バックナンバー
H24.3月28日「政治塾について」

 政治塾の発足が活発である。橋下大阪市長代表の大阪維新塾や大村愛知県知事が塾長を務める愛知大志塾、滋賀県の嘉田知事も政治塾を開くらしい。まぁ、そういう僕も政治塾という概念ではないが、小さな勉強会を開く。こ れまで定期的に開いていたその延長である。
 今、特に地方で「ブーム」と言えば言えなくもない政治塾。その中で、大阪維新塾と愛知大志塾では一応講師を務めさせて頂く予定である。一体何を講義するのか?  地方自治論、国と地方の役割分担論、中央集権の問題点、地方分権推進論、広域行政論、新自由主義と小さな政府論、統治システム改革及びパラダイムシフト論・・・・・・・・様々なテーマが考えられる。

 僕が早稲田大学(政治経済学部)時代からずっと思考し続け、今後も恐らく自分の中で永遠の課題になるであろう「政治とは一体何ぞや?」という問いについて考えてみるのもいいかも知れない。政治塾に学ぶ方々に一度ぶつ けてみたい問いでもある。
 「政治」についての定義は政治学者の数程あると言われる。一言でいえば、様々な社会問題を様々な方法で解決する手段・・・・・一般的には、その為に社会に存在する様々な利害や価値観を調整し一つの意思を作り上げ、権力を背景にソリューション・政策を実行する・・・・・権力構成は、国及び地方での共同の意思の決定を信託された代表が権力を保持し組織を構成する。勿論、共同意思決定機構(政府・地方)を作り上げるのは主権者であり・・・・・・代議制民主主義においては、直接の権力行使を請け負うのは代理人であるが、選挙人である主権者がその選択と責任を負う・・・・・・主権者とは、国家や地域社会を構成する人々で、それぞれに自律した人間であることを前提とる・・・・・・・等々・・・・・・・

 政治塾で政治に関与することを志望する・・・・「志」を持つ方々・・・・・つまり「志願兵」の方々には是非この部分、つまり「政治と は?」について自分なりの確固たる意志(考え)を持って頂きたいと思う。
 今、主権者である国民・市民が政府の意思をコントロールすることが甚だ難しい状態になっている。主権者が直接間接に権力を保持しているにも関わらずである。それは何故か?  どうすればいいか?  国民・市民が政府・政治をコントロール出来るためにはどうすればいいか?
 これまで、国民・市民が政治関与し政治をコントロールして来た結果が今のこの国・地方の状態なのか?  そうでは無いのか?  この状態に問題はあるのかないのか?  あるとすればどういう問題なのか?  それらは解決すべきなのか?  解決・改善するためには何が必要か?  何をすべきか?  どう行動すべきか?
 政治塾はこういう議論からスタートするのだろうか?そんな時間があるのかないのか?


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