2012年3月7日バックナンバー
H24.3月7日

 毎日新聞の最新世論調査によると・・・・・政党支持率が民主党(14%)自民党(13%)で二大政党の支持率は合計しても3割に届かないらしい。現行の選挙制度(小選挙区比例代表並立制)で衆議院選挙が行われた96年以降、合計値が3割を割り込むのは、昨年7月以来3度目らしい。民主党の支持率が下降しているのに、自民党の支持率も伸び悩んでいるのだそうだ。つまり、このことは二大政党が多くの民意を反映していない数字でもある。
 また、「支持政党は無い」という無党派層が54%と過半数に達したらしい。そして、「大阪維新の会」の国政進出に期待するが61%に上り、期待しないの34%を大きく上回ったという。
 毎日新聞のみのデータで推し量るのは軽々であろうし、世論調査の方法や世論調査自体の是非をどう考えるか?によってもそれぞれの見解は異なるが、過去の世論調査等を鑑みても、そう極端に実際値とは違わない。僕の経験からも、マスコミの世論調査はかなり現実の値(民意)に近いと言える。

 この数字から読み取れることは、既成政党や既成の政治行政への不信や不安の現れと言わざるを得ないだろう。既成政治離れが進み、民意の受け皿として維新への期待感が高まっているのだろう。素直に読めばそういうことが言える。
 二大政党がねじれ国会の中、お互いの党利党略や政局ばかりが全面に露呈し、震災からの復旧復興や景気回復、社会保障と税の一体改革等が遅々として進まない現状に国民は不信と不安を持ち、不満を抱いているのだ。確かに、二大政党は、現行の制度や法令の下、お互いの主義主張・信念・歴史・経験・矜持等を背負い、恐らく?自党ではなく国民のために精一杯やっているのだろう。恐らく、メディアの報道のあり方の問題等もあるのだろうが、国民にはそうは映らないし、伝わらないのが現実である。

 問題はこの現実をどう受け止め、どう打開するか?  であろう。国民は日本全体に蔓延する閉塞感や不安感、行き詰まり感を打破してくれる政治や行政を期待している。そんな中、大阪維新の行動・活動や打ち出す政策にどこか危ういものは抱きつつも期待出来る面を感じ取っているのではないだろうか?それは既成政党や既成政治家が決して発せられない、また彼らが持ちえない何かを大阪維新の会や橋下市長が持っているのだと思う。それらを国民は国民目線で敏感に感じ取っているのだと思う。その国民感情や意識、皮膚感覚を察知・認知できない政治家や役人には、どうやら、この国を改革し支え引っ張っていくことは最早出来ないと思う。


戻る