2012年2月15日バックナンバー
H24.2月15日

 2月12日(日)付の朝日新聞での橋下市長の単独インタビューを読んだ。何か、「ジ〜ン」と来た。
 文中「僕は周りには人気は無い。周りから人望や信頼を集めるのは松井府知事の役割だ・・・・・」
「後、4年で政治は辞める。賞味期限というものがある・・・・・」等々、橋下氏とたまに食事とかしていて氏がよく口にしている内容である。将来は果たしてどうなるか分からないが、少なくとも現時点では包み隠さない本音であろうと思う。氏は自分自身と周囲の状況を極めて冷静にかつ客観的に見ている。
 そういう氏の気持ちはよく分かる。かつ同感の部分が多い。現状から、未来を見据え、過去の歴史と照らし合わせ、最適選択の道を探り、見極めている。

 その氏が代表を務める大阪維新の会の政策「船中八策」・「維新八策」のアウトラインが見えてきた。
 ・道州制の導入・地方交付税廃止・国会議員の定数と歳費削減・職員基本条例案の法制化・教育委員会設置を選択制・年金積立と掛け捨て併用・TPP参加・法人税や所得税率の引き下げ、資産課税の強化・日米同盟を基軸
 ・憲法改正に必要な衆参両院の賛同を3分の2から2分の1へ・参議院廃止等々・・・・
 どれもこれも斬新で革命的、過激で刺激的、野心的な政策ばかりである。が、この国の置かれた状況や時代性を考慮し、よくよく考えれば極々当たり前の政策であると思う。数年前から氏と雑談していて、よく俎上に上った内容でもある。しかし、これらを実現するにはかなりのエネルギーと戦略、そして勝負が必要である。しかし、それらを実行して初めて新しい政治、求められている政治と言える。

 これらの政策を見て、「可能性・現実性が低い」と評する政治家や識者がいるが、否定や批判は簡単である。「できない」からの発想より「できる」からの発想が重要であろう。「できない」は役人の論理、「できない」理論武装は誰にでもできる。「できる」「やる」「やらなければならない」が政治家の発想でなければならない。

 政権交代で国民は民主党に大変な期待をしたが、残念ながらその期待は外れてしまった感がある。だからこそ、今度は、維新の会が有言実行を果たさなければならないのだ。また、それができるのが維新ではないかと期待して いる。いや、これらが実行されなければ、日本の未来は暗いと言わざるを得ない。この国の政治行政への最後の期待、最後の拠り所のような気がする。


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