2011年12月21日バックナンバー
H23.12月21日

 橋下氏が大阪市長に就任し、各政党の代表や幹部、閣僚、省庁幹部等に挨拶回りをされた。そのときの各代表や幹部が満面の笑みで橋下氏を出迎え・受け入れたのには驚いた。大阪W選挙のときには、「独裁を許すな」とか「大阪都構想は中身がない」等、あれほど散々に批判していた既成政党が一転、手のひらを返すということはこういうことを言うのだろう。当然、各政党は次の総選挙を意識しての行動・対応であろうが。大阪維新の会を敵に回したくない本音が見え見えである。実に分かりやすい。
武士(役人や政治家)が実は大したことがないと国民が見知った(見極めた)ときに革命(市民革命)が起こるといわれている。正に、今がその時ではなかろうか。
 まぁ、この国の政治・政党・政治家というものは所詮あの程度なのだろうと今更ながら落胆せざるを得ない。一言でいえば、この国の政治は、政策より選挙、理念より党利党略なのである。大阪市民や府民、国民の皆様はそういう部分はしっかり見ておられる、いや、見透かしておられるだろう。
大切なのは、政策(都構想や地方分権)の遂行、そしてより良い社会・国家の構築であろうし、国家の繁栄と国民の生活の安全・安心・安定である。 そのための政策を進めて行くのに必要な一つのステップが今回の大阪W選挙と認識し、粛々と確実に、次に歩を進めて行くことが肝要である。
 大阪都構想の実現には、府議会・市議会の承認、住民投票、地方自治法改正等のハードルがある。これらを確実にクリアーし、その先にある道州制や首相公選制まで見据える必要がある。つまり、この国の形を変えるのだ。今、時代は大きく動こうとしている。

 
時代が動くといえば、北朝鮮の金正日朝鮮労働党総書記が死去した。金正日氏といえば、「先軍政治」「核を外交カードにした瀬戸際外交」「チュチュ思想」等の最高指導者である。カリスマ性のある最高指導者の死は今後の北朝鮮や近隣周辺国、及び世界にどのような影響を及ぼすか、今のところ未知数である。氏の死をきっかけに核開発を抑え「改革・開放」の道を選ぶのか、はたまた「貧しき軍事大国」の道を継承するのか。
 今後、暫くは政治空白が続き、軍のクーデターや人民の反乱、北行為等が懸念されている。我々日本は、北朝鮮の今後の政権とその動向に注目し、米朝協議や6か国協議の推進、中国やアメリカ等と連携し、拉致問題の早期解決や朝鮮半島・東アジアの和平と安定に尽力して行かなければならない。


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